高校受験の英語の成績を上げる勉強法
英語の効率的な勉強法
高校受験英語は基礎を身につけていれば解ける問題がほとんどで、上手く勉強すれば得意科目にできます。ここでは英語の効率的な勉強法をご紹介します。
英単語を覚えること
まずは英単語を勉強することから始めましょう。英単語を知っていればいるほど英語は読めます。もちろん高校受験英語のカギと言われている長文読解にも単語力が必要です。英単語を覚えるときのポイントは例文を使うこと。単語1つずつを覚えるのは、規則性のない数字の羅列を覚えていくのと同じで覚えにくく非効率です。例文を使うことで単語の意味が定着しやすくなりますし、1つの例文で複数の単語を覚えることもできます。
勉強期間の目安は1日1時間で1か月ほどですが、英単語の勉強で最も大事なのは復習です。一度や二度では覚えられませんので、時間が取れる限り、何度も繰り返し復讐することをおすすめします。
英文法を勉強すること
次に英文法の勉強です。中学で習う英文法は範囲も狭く、攻略すれば点が取りやすい分野です。勉強法ですが、どれだけ参考書で文法の構造を覚えても、実践になると応用がききません。参考書はポイントを絞った最低限のものにして、問題集を徹底的に解くことです。解いているうちに、英文法の仕組みと問題のパターンが見えてきます。これも1か月ほどを目安とします。
高校受験の英語は長文読解の配点が非常に高いという特徴があります。長文読解を攻略するためにも、英単語力と英文法力を先に身につけるのが効率的なのです。
高校受験の英語長文の勉強法
英単語・英文法の基礎を固めたところで長文読解の勉強に入っていきますが、長文読解を攻略するには、ズバリ長文問題を解く勉強法が最も効果的です。
一般的な中学校の英語勉強では長文を読む機会は少ないので、まずは長文に慣れることです。コツとしては、最初はごく簡単な長文問題から解いていくこと。最初から受験レベルの長文を解くのはハードルが高く、読めない・解けないと長文そのものが嫌になってしまいます。使う問題集はやさしいレベルのものから始めてください。やさしいものから難易度の高いものまで、一冊にまとまっている問題集もありますよ。
そして長文を読むときにおすすめしたいのが「スラッシュリーディング」です。スラッシュリーディングとは、英文を意味の切れ目で区切り、スラッシュ(/)を入れる方法です。
例)The girl /in this picture /is my sister.
(この写真に写っている女の子は、私の妹です)
- The girl=女の子
- in this picture=この写真に写っているのは
- is my sister=私の妹です
この方法によって英文を頭から読んでいくことができ、長文を効率よく読めるようになります。
数をこなすうちに文の構造を理解しやすくなるというメリットもあります。たくさんの問題に触れて、長文読解を得意分野にしましょう!
受験追い込みの英語勉強法
上述のように、高校受験英語は基礎固め→長文対策を基本とします。そして追い込み期には志望校の過去問を使って勉強をします。
やはりここでも、たくさん問題を解きましょう。過去問は5年間分くらいはやっておくのがよいでしょう。また間違えた問題はそのままにせず、なぜ間違えたのかを理解することが重要です。
自分で理解するのが難しければ学校や塾の先生に頼ってください。そして間違えた問題は後日あらためて解くようにしましょう。苦手な部分は克服すればそのまま点数アップにつながるので、徹底的に復習してモノにしましょう。
しっかり基礎を固めて過去問対策をすれば、高校受験英語は怖くありませんよ。